日記の看板
当庵主人の日記です。


■私の連休2(2001.11.27)

 バタバタしています。これだけ忙しいと、仕事に飽きてしまいます。
 こういう時には、過去や未来の楽しいことを考えるに限るのだ。(現実逃避?)と、いうことで連休中にあったラッキーなことを、またしみじみと思い出しています。
 雀々さんの独演会までの時間、季節もいいので京都観光をしていました。
 秋晴れの空の下、寺町通りを三条から北へ。一保堂さんで一服してから御所へと足を運んでいると、下御霊神社から趣のある男性の声が響いてくるではありませんか。境内には、拝殿にしつらえた高座に着物姿の男性、その前に集って笑う人々。どう見ても落語家さんです。「誰?誰?」と思っていると門のところにポスターがあり、二代目森乃福郎師匠ということ。以前まだ福三さんだったころに見ていたはずなのに、わからなかったわ、はずかしい。
 寺町や京都に親しんでもらおうという趣旨のイベントだったようです。福郎さんは落語ではなく、京都にかかわりのあるクイズを出題しては、正解したお客さんに賞品を投げ与えていらっしゃいました。
 それはそれは風情のある情景でした。昔の落語家さんはこういうところで興行していたのかなぁ。通りかかったのが終わり間近だったのが惜しい。それにああいう環境でぜひ落語を一席聴いてみたいなぁ。夜に篝火を焚いて聴くのもよさそう。
 あんまり印象的だったので、思わず睡眠時間を削って イラストにしてみました。これでまた明日仕事するのがしんどいぞー。あぁ、ゆっくり落語を聴いて、その後ワイワイと飲んでしゃべって、朝寝して朝風呂という休日を過ごしたい。でも、今週末は友達の結婚式で、そんなことも言ってられないのがつらい。

 そういえば11月27日はうちの父の61回目の誕生日でした。あ〜、めでたいめでたい。

■私の連休(2001.11.25)

 世間様は連休やけど、仕事につぶれました。つぶしついでに木曜日は出丸さんの会へ行く夢もつぶしてくれた。ほんにありがたい職場やわ。覚えてろよ○○○に○○○に○○、今度気付かれないようにさり気なーくイケずしてやるから。
 それでも仕事の合間によくあっちゃこっちゃと遊びに行って、なんやかやと楽しくすごした私。特筆すべきは24日の「桂雀々独演会」in 京都アルティです。9月を最後に雀々さんを聞けなかったので、この日が来ることを前売を握りしめて待っていました。

  紅雀さん「普請ほめ」(牛ほめの「牛」が出てこないもの、多分こういうんだと思う)
  喜丸さん「おごろもち盗人」
  雀々さん「代書」
   中入
  小米朝さん「桃太郎」
  雀々さん「天王寺詣り」

 紅雀さんは元気がないような気がしたけれど、高座返しする姿もひさびさに見られてうれしい。
 喜丸さんは盗人の情けなさがめっちゃ楽しい。
 小米朝さんは「桃太郎」の踊りもやってくれました。日本舞踊を見て「むむむ、おもしろいもんなんやなぁ」と思ったのは初めてです。素人の私が見てもすごく上手いということはわかりました。めっちゃ得した気分。

 で、ひさびさの雀々さん。大好き!ますます好き!

 以前の私は、雀々さんのキャラクターのおもしろさに惹かれていたのだけれど、前に聞いた「くっしゃみ講釈」の難波戦記のところとか、この日聞いた「天王寺詣り」の興行のところとか、思わず拍手したくなるすごさ!
 「すみません。雀々さんのこと『いやん、かわいい!うちにもこんなん、一人ほしい』なんて失礼なこと思ってました。ほんますんません、とってもかっこいいです」と客席から頭を下げてました。

 ……でも、仕事から帰ってたら、雀々さんの演じる喜六のような生き物が待ってて「ぉ、ぉ、お、おかえ、り‥‥」と言って笑ってくれたなら、疲れもふっとびそうな気がするんだよな……。(あ、やっぱり失礼?)

■ありがとう、お兄ちゃん!(2001.11.21)

 今日もまた、NHKからハガキが二枚来ていました。
 母のはハズレ、兄のは‥‥‥‥。

 「入場整理券・1枚2名様 非売品」!!

 きゃー、わー、どひゃー!!
 たっぷり5分くらいはハガキをなでていました。よかった、うれしい!ああ、ありがとうお兄ちゃん!お礼にイラスト描いてあげる!!‥‥というわけで、急遽「我が家」に別居中の兄をupしました、見て下さいね。
 感無量でビールを飲む私に、うちの父ったら「よかったな、お父さんと行こうね」とニコニコ愛想。
 なんぬかしてけっかんねん、私がこのハガキ書いている時に「またおまえは遊ぶことばっかり考えて!歳を考えろ!早く婿さん探せ!」とか言ってたクセに!や〜だよ〜だ!(私はかなり執念深いです)
 これでやっと文我さんを聴ける!!もしこの会に行けなかったら「本年中に枝雀一門全員制覇」の野望が達成できないところだったんです。ありがとう落語の神様!このハガキ、神棚に上げて拝み上げます!
 と、いうわけで今日はとっても幸せなワタクシでございました。この喜びを忘れないようにしようっと。

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