■皆様よいお年を(2001.12.31) |
■桂都んぼ独演会(2001.12.30) |
■三色だんごの会(2001.12.29) |
■…………(2001.12.27) |
こごろうさん、お誕生日おめでとうございます。年末生まれなのね、ス・テ・キ。 ……ちょっと壊れてます、私。 1月2、3日に予定が入るはずだったので、あえてサンケイの米朝独演会のチケット買わずにいたのに、それがポシャってしまいました。 ガーン。 どないしてくれるねん、もう、チケット完売やんか!ああ、心に隙間風ぴゅー。 落胆しすぎてブーツを衝動買いしてしまいました。ああ。財布の中身も寒い。 でもでも、今日はいいこともありました。くらきっとんさんのおかげで、忘れずに米朝師匠とむ雀さんの出演されてるラジオを聴くことができたのです!くらきっとんはん、おおきありがとさんです。おもしろかったぁ。 ただし、途中で「○○さーん(さの字の本名)インターネット、使えなくなっちゃた!」とか「○○さーん圧縮ソフトが使えなくなっちゃた!」などと、しぶしぶイヤフォンはずすこと3回。しかもめっちゃいいところ!……ま、仕事中だからね。当然仕事優先よね、仕方ないわね。(でも、今度お茶を入れる時には、絶対あの人のお湯のみだけ温めてあげない←仕返し&ヤツ当り) ふぅ、明日一日働いて職場の忘年会が済んだら、明後日は「三色だんご」! 堪えよう。とてもしんどいけれど。 |
■なんといいますか……(2001.12.26) |
みなさま、楽しいクリスマスでしたか?私はというと、日付けが変わるのを耳をふさぎ息を殺して待っていたという感じです。中途半端に用事があって志の輔さんを聴きに行けなかったのも悲しかった。 でも、今週末はこごろう・雀喜・紅雀の「三色だんごの会」in 気楽堂!!演者さんも会場もお気に入りの取り合わせなので、それを心の支えに、ひたすら機嫌よく過ごそうっと。 と、自分なりにポジティブに生きようとしているのに! 新しいMacはいろんなソフトをぶち込まれてご機嫌斜め。イラチな私は機械が凍るたびにマウス投げたい気分!コーヒーをガブっとあおってなんとか気を沈めるものの、同僚にビビられている空気がヒシヒシと伝わってくる。あ〜、今の私はさぞかし感じ悪い女に違いない、ごめんなぁ、と心の中で頭を下げています。 そんなローテンションな私。帰宅する電車で、運悪く同じ車両に小学3年生くらいと思われる、超やかましいおぼっちゃま4人連れと乗り合わせてしまいました。これがまたすさまじかったんです。 声のボリュームも話の内容もエゲつないこと極まり無し!シモネタはじけまくり!ここでは書けん内容! 「○○○が○○で○○!」「わーわーきゃーきゃー」「わー、それって猥褻物陳列罪になっちゃうよ」 おのれら、ワイセツブツチンレツザイなんて難しい言葉を知ってるのに、電車の中では静かにしなきゃいけないということは知らんのか! 虫の居所が悪いこともあり、一言注意したろうかと思いました。 でも、注意する第一声を「あんたら、うるさいで」にしようか「君ら、もうちょっと静かにして」にしようか、はたまた「ええかげんにしいや!場所を考え〜や!」と強く出た方がいいのか、めっちゃ悩んでしまいました。 それにだんだんエスカレートするエゲつない話を、もうちょっと聴いておきたいという好奇心があったことも否めない。 あれこれ思い悩むうちに、あっという間に私が降りる駅に着いてしまい、お子さま達も我が地元民だったらしく、奇声をあげながら元気よく階段を走り抜けていきました。 敗北感で、ずっしり体が重くなりました。 あいつらのエネルギーでは、注意したとしても「馬の田楽」のように、私が弄ばれるのがオチやったかも。 で、重い体を引きずって家へ辿り着くと、父がニコニコと笑って「市報とよなか」を私に差し出すではありませんか。 父「これになぁ、松喬はんの落語会の応募要項書いてあるからな、おまえハガキ書いといて」 おっさん、自分で書けよ!そんでみごと当てて私を連れてってくれ! と、思ったけれど、もう喧嘩するエネルギーは残っていなかったので、黙ってハガキ書いて今朝投函しときました。 なんだか、疲れた。 こういうテンションの時は雀々さんを聴きたいなぁ。 |
■タニマチ(2001.12.23) |
休めるはずだったのに、休日出勤していた同僚に助けてくれと言われて職場に呼び出されてしまいました。確かに新しい機種をLANに繋いだ関係で、マシントラブルは起こっていたのだけれど、なにも私を呼ばなくても対応できるやろ!という内容。金曜日から続いていた上機嫌、ややカゲる。 帰りに図書館へ本を返しに行ったら、今日は祝日で休み。呆然。なに日曜に休んでケツカンねん。働かんかいアホンダラー!と心の中でつぶやく。上機嫌、さらにカゲる。 本屋に寄り道。萩谷朴「語源の快楽」という文庫本と目があって、ほとんど内容を確かめずに勢いよく衝動買い。まさにストレスの為せる技。 この本、堅い文面だけどおもしろい。中でも驚いたのが、この筆者の萩谷センセは「タニマチ」という言葉の語源になった人は自分の祖父「萩谷義則」ではないかという説を唱えていらっしゃった。贔屓筋のダンナ衆のことを「タニマチ」ということは知っていたけれど、それが大阪の谷町筋ということも、力士の面倒を見た外科医のことということまで知らなんだぁ。しかも具体的に名前まで出てくるとは!なんか驚き。 直接落語とは関係ないのだけれど、「あちゃらか、ええし、おとこし・おなごし、おいど、ぜい六、ちょぼいち」とか、「どてら、ぼんくら、べらぼう・べらんめい」とか、取り上げている言葉のチョイスがおもしろいんです。まだまだ半分くらいしか読んでいないので、ぼちぼちと当分楽しめそう。我ながらいい勘してるよなぁ、とかなり上機嫌。これくらい男を見る目があったなら、今頃は……。ああ、いかんいかん。テンション上げるために、喬太郎さん聴いて寝よう。 |
■休日出勤、でもご機嫌……?(2001.12.22) |
会社に新しいMacが入った!これで重いカラーの仕事もサクサクできる。幸せ〜。 休日返上でのセッティングもぜ〜んぜん苦にならない。落語にさえ行かせてくれるなら、私はいくらでも機嫌よく仕事するでぇ。ふふふ。 で、仕事が済んでから大学時代の友人の忘年会。京都の友人宅で鍋。後輩同志で結婚話がまとまり、同い年の友人が身ごもったとのめでたい報告あり。心から祝福。でも自分の身を振り返ると、ちょっと複雑。 こういう時にはとりあえず、ラジオから録音した福笑さんの「あこがれの甲子園」を聴いて、ウツを吹っ飛ばすのじゃ。くじけないわ。明日も頑張って楽しくすごそう。 |
■尼崎落語勉強会(2001.12.21) |
何があっても行きたい!と前々から思っていた会でした。しかしこの時期、仕事が忙しいのも前々からわかっていたのです。でも!それでも行きたい!だって、私は紅雀さんの追っかけやし!南光さんも吉坊さんも出るし! 私「あのですね、今日って忙しいですよね?早く帰らせてって言ったら、シバかれますよね?」 と、恐る恐る上司に切り出したのはもうお昼過ぎ(この日は昼休みを短縮して仕事していた健気な私。) 上司「今日ばかりは、なんとも言えん。期待せんといて」 そんな冷たい返事にも負けず、私の指は三倍速モード!幸いにもいつもニコニコ仕事持って現れる営業さんもこの日は姿を見せず!三時間かかる仕事を要領かまして一時間で仕上げて持って行ったら上司はニガ笑い。 上司「……今日はなんや。男遊びかそれとも落語か?」 私「もちろん落語でぇす。南光さんが出るんですぅ」(我ながら寒い媚びた声) 上司「……南光。ああ、枝雀の弟子の。そりゃ、ええなぁ。もういいわ、楽しんでおいで。でも、明日は出勤してや」 同僚たちの声援を背に、走った走った阪神尼崎! 雀五郎さんの「宿屋町」には間に合いませんでしたが、吉坊さんの「つる」はなんとかマクラから聴くことができました!ラッキー!半泣きのアホがめっちゃかわいいくてええですなぁ。 その後の演目です。 夜なのに寝起き顔、米吉さんの「七段目」はいつもながらに卒なく器用。会場ウケまくり。 文我さんの「佐野山」私は二度目の文我さん、ニコニコ顔がいい感じ。このネタ、題名は知らなかったけれど、確かに以前聴いたことがある。でも、どこで聴いたのか、はっきりしない。ラジオかテレビか、はたまたテープか。ひょっとしたら本で読んだのかもしれない。東京落語にもある噺なのかな?あ〜、すっきりしないよぉ。 紅雀さん「餅屋問答」前に一度聴いたけれど、こんなに面白い噺やったかな?アホで極道で怠け者の男をやらせたら上手いなぁ。これが素なんかな?餅屋のおやっさんがすまして坊さんのフリしてる顔がめっちゃ面白い。表情豊かでほんに好き。 ほのぼの癒し系小米さん「代書」。鳥取出身の金藤イサミさん、ええ味。おもしろかったけれど、会場あったかすぎで、のんびりええ感じのテンポやから、ついつい眠気を誘われる。あと五分長かったら、危なかった。 南光さん「二番煎じ」初めて聴いたネタ。南光さん、お酒飲むの、相変わらずめっちゃおいしそう!酒好きとしてはたまらんネタです。おもしろかったぁ! こうして見ると、女性が出てこないネタがばかりやなぁ。とっても男前な会で、走った甲斐がありました。落語の神様、ありがとうございます。御恩は忘れません。 |
■DM(2001.12.20) |
家に帰ると「ラクゴレンジャー」の案内状が届いていた。それを見たうちの父、 「最近、落語の案内が来てない日はないんと違うか、おまえ。年頃の娘がそれではいかんぞ」 私(何がいかんねん、と思ったけれどそこはぐっと抑えて) 「毎日は届いてないよ。でもあちこちでアンケート書いてるからねぇ。 噺家さんも営業しないといかんし大変や」 ずいぶんたまった案内状を整理しようとして、ふと、DMにも噺家さんの個性が出ていて、おもしろいなぁと思った。 ちゃんとした印刷のハガキやら、手書きでみっちり書いてあるハガキ、味のあるイラスト入りのハガキ、破れたところをテープで修繕しているハガキ、手書きの封書。同じ会の案内なのに、2種類念を入れて送ってくださったマメな方もいる。 にこにこ眺めながら、行った会に行けなかった会、行かなかった会、そしてこれから行こうと思っている会などに分けながらふと気がついた。 私、かなり○○さん(私の好きそうな噺家さんの名前を適当に入れて下さい)の出ている会に行っているけれど、○○さんから案内状をもらったこと、一回もない!いっつもアンケート書いてるのに! ちょっと寂しかったけれど、ふと膝を打った。そっか!こういうところにも噺家さんの個性が出ているのね、なるほど。 で、明日はその噺家さんも出ている「尼崎落語勉強会」! 年末だけど、仕事忙しいけれど、絶対絶対行きたい! 落語の神様!どうぞお願いします! |
■歌々志・B面(2001.12.18) |
12月18日火曜日。ずっと待ち遠しかったような、でも来てほしくなかったようなそんな日。 この日はすごい落語会があっちこっちでメンチきってる様相でした。 私はいろんな会に心惹かれて、1ヶ月前からずっと迷っている状態。 で、結局私が行ったのは……、 九条はミューラシアでの「歌々志・B面」! 理由は、この会が19:00スタートだったこと、ホームページで見た会場の美しさ、そしてもちろん「はずさない落語家」歌々志さんへの期待。そこへプラス、私が王道の会より、ウラへウラへと行きたがるネクラな性格であるということ……ですかね。 あ、それから、ちかちゃんと会の後に飲みに行けるというのも大きな要因。落語会の感想を語り合える人がいるということは、本当に財産です。 お客様は11人ほど。この会がどんなだったかは、私たちだけが知っている。 人には内緒にしておいて、行った者同士で目配せして微笑みあいたい、そんな会でした。 まぁ、せっかくこの日記読んでくれているのだから演目だけは教えてあ・げ・る。 まん我さん「ときうどん」 歌々志さん「宿屋仇」 中入 歌々志さん「チベット見聞録」 会場のミューラシア、本当にいいところでした。 落語会が行われるのはこの会が初めてだそうです。粗く削った木の柱、木の床、風情のある建具。ほのかにただようお香の匂い。 隠れ家的な雰囲気なんです。 だから今日の私はこれ以上語りません。 うらやましがってね。 |
■謎(2001.12.17) |
私の周りの謎な人々。 1.踊る女 うちの職場の隣のテナントには、ものすごい美人がいる。すらりと高い身長、モデルのようにほっそりしたプロポーション、女の私でもふらふらとついて行きたくなるようなまさに「美女」。 この美女さん、時々トイレでMDウォークマンを聞きながら華麗に踊っている。 その踊りが謎。サルサなのかバレエなのかはたまたフラメンコなのか。すごく気になる。しかし、あまりにも堂々と踊っていらっしゃるから、トイレ本来の目的を果たしにきた私の方が、お邪魔をしてしまった気分になって、そそくさと出て行ってしまう。美人ってトクだ。 2.歌う女 うちの近所のマンション、20:00くらいに通りかかると必ず女性の歌声が聴こえてくる。記憶をたどるともう10年くらいその歌声は途絶えていない。 恐ろしいのは、その歌が年々ヘタになっていることなのです。 10年前には、「声楽専攻の音大生かしら?」という印象だった。オペラとかブロードウェイ風の美しい高音に、ちょっとロマンチックな気分になったものです。 それが、まるで回転数の狂ったレコードのように歪みだしたのはいつのころだったろう?今日ひさしぶりに聴いたら、もはや猫の鳴き声にしか聴こえなかった。なんだか、ぞぉぉぉぉっと背筋が冷たくなりました。こういう映画昔見たような気がする……。 3.振動する男 それはうちの父。妻と娘の「腹が出た!」という集中攻撃をさすがに気にしたのか、お腹に装着してスイッチを押したら、ブルブル振動するフィットネス器具を買って来た。嫁入り前の娘の前で、布袋さんのようなお腹をあらわにしてそれを使うのはやめてほしい。で、母も私も、父が飽きたらそのブツを自分のモノにしようと秘かに狙っている今日この頃。 |